7月。年に１度のエコー検査のために病院へ……。
いつもは、検査を待つ人で、廊下がいっぱいですが
患者さん自体が、少なくて
予定の時間よりも20分早く『検査』が、できました。
甲状腺（首）のエコーのベッドには、背中から肩にかけて
なだらかな山のような。坂のような、傾斜のある
『背もたれ』…？が、あります。
仰向けに寝ると坂（山）のてっぺんに肩が乗り、
頭は、下がり、首の前面が、伸びます。
その姿勢のままで、15分…検査です。笑）
カーテンで仕切られた、隣のエコー検査のベッドの女性に
男性技師さんが
「お身体。起こせますか？ お支えしましょうか？」
と、優しく『声かけ』を、しています。 笑）
私の担当は、若い女性・技師さんです。
「…。じゃあ。これで検査。終わりますね。」
「はい。ありがとうございました。」
『よいしょ…』っと……！？
私は、そこから『腹筋』で、起き上がろうとしますが
おかしい？ 上半身が、起こせません！
この傾斜のついた『背もたれ』のせい？
足を立てて、反動をつけても、ダメです…！
「……？…もう。起き上がって頂いても、いいですよ。笑）」
「あ。はい！… そうなんですけれど…。」
私は、仰向けのまま手と足をバタバタ。ちょっとしたパニックです。
横を見ると、ベッドの『手すり』が…ありました！
手を伸ばそうとしましたが
『コロナなのに。
病院の手すりは、 持てない！』と
また仰向けになって、バタバタ……。
「大丈夫ですか！？」
「だ！だいじょうぶ～。 大丈夫ですっ！！」
と、私は、言いながら、腹筋を諦め、ようやく横向きで
身体近くのベッドに手をつき、起き上がることができました。
まるで私は、ひっくり返された『カエル』の
ようになっていました。笑）
情けない～！
そう言えば、コロナ禍になって『腹筋』という２文字を
すっかり忘れていました。
普段通りの同じ動作ばかりだと、使っていない筋肉が
硬くなって、固まって、曲がらなくなっています…。泣）
身体が、錆びる前に、ストレッチ！しなくては…！ですね。
file.138. ku-suke通信. end.
