櫻庭 栞の しおりん❜s畑

アナログ昭和女子(栞とく~すけ)が、お届けする『 ちいさな世界 』     あの日の お話&雑記・写真などが、入ったブログです…。

山と。水と。湧き水と…。


私は、一応『街の子』ですが、
神戸は山が近く、すぐ近くに自然を感じられる街です。

小さい頃。家から5分も歩けば
山のふもとの緑の多い住宅街でした。

その一角に5mぐらいでしょうか…?
2階建てのおうちの高さぐらいある、石垣の途中の石と石のあいだから
き水が、静かに流れ落ちていました。
家と家の隙間すきまみぞに流れ込み
5mほど流れて広い道路の地下にある雨水管うすいかん
コポコポ…。と、吸い込まれていきます。

「この水。ずっと流れているの? もったいないね。」と、私。

「この水は『山の水』で、私が小さい頃から…。もうずっと湧いていて…。
 きれいな水だけど。この上には、駐車場やお家が
 たくさんあるから、飲んじゃあダメよ。
 ここの水は、金魚の水槽に入れるための『水』よ!」
 と、母に教わりました。

溝の中には、流れてきたジャリと、こけが生えていて
とても冷たくてきれいな水でした。
神社の縁日で、すくった金魚のために、よく行きました。
『ひしゃく』で、すくってバケツに入れて、
「じゃあ。帰ろうか。」
帽子をかぶって、母と手をつないで、5.6歩…。歩いて振り返っても、
相変わらず水は、サラサラ… 落ちて。流れています。
誰もいません。
ただ。流れる水の音がするだけです。

…… こんなこともありましたー。

中学校の休み時間。理科室に移動します。(別棟1階です)
山に面した廊下を歩いていたら
コンクリートで、固めた地面の上に『巨大な石』が、…1つ。
少量の砂とともに、落ちてきています。
岩は40㎝四方は、ありました。
地面にぶつかって、多少。ひび割れしています。

それを、窓から見た友人は、大騒ぎ!
もちろん。私も『心穏やか』では、ありません。
昨日の雨は、大雨警報・級でした!
そこへ、先生がやってきて。友達は、さっそく。
 「先生。アレ。あの石、岩…? 裏の山から落ちてきているけど。大丈夫…?!」

先生「あ。…ああ。夕べの雨で、落ちてきたみたいやな~。
   昨日までは、確かに、なかったことは、なかった!
   まぁ…。この裏山の上の方は、木々が生い茂っていて
    『根っこ』が、張っているから。大丈夫でしょう!!…。
   さあ。そんなことより。
   もう『チャイム』鳴ったぞ。教室に入った、入った。授業。授業!
   理科の授業!」

 …。まあ。理科の先生が、そう言うので、みんな納得して教室に入りました。笑)

そんな環境でしたから。
台風とかで、神戸市で『水が出た』と、ニュースで見ると、
『えっ。水。出た!どこっ』と、あの懐かしい地区ではないかと
心配になる櫻庭でした。
 
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               お読みいただきありがとうございました。