櫻庭 栞の しおりん❜s畑

昭和レトロな『櫻庭』と、ダメダメ『く~すけ』の雑記・写真などが入ったブログです…。

子供たちのお約束ごと…①

  インジャンとグッパ…編

スーパーの帰りに通りがかる公園…。
いつもは、ガラン…としていて『寒々さむざむしい…』のですが
今は、新型コロナで学校が、お休みなので
子供たちが、サッカーやドッジボールをして遊んでいます。

子供は、こうでなくっちゃ!
日頃は、みんな学校に、ゲームに塾に、忙しいのですね。…。
と。いうことは
『私たちの時代』の子供たちは、暇だった…って事でしょうか?


   私は、地元の大学にすべて落ち…。
       しょんぼり。大阪の大学に…。

その時。大学の友人に「インジャンしよう!」と、言われ。
「インジャンって、何…?」と、真剣に聞いて。あきれられました。
ジャンケンの事です。

『へぇー。インジャンって、言うんだー。』
と、納得したものの

「インジャン。ホイ。ホイ。ホイ。」と
次から次へとをあけずに手を出します。

  はやい話。手は出したまま。
      手首のスナップを効かすというか…!?

さすが! 大阪! せっかちです!

   神戸では…。いや『栞んトコ』は
   「ジャイケンで。ほーい!」と、があり。
   「あいこで、ショ!」と、ここでも間があります。

「しおりー! 手が遅いー! あと出しダメー!!」
と、言われました。

大学生にもなって『あと出し』を注意されるなんて!
私の中では
  「インジャン。ホイ」えっ。「ホイ!」ええっ。
  「ホイ!!」えええっ。早ーいー!!と
  手を出すタイミングが、ちぐはぐ、ちぐはぐ!
  みんなの出した手の『勝敗』を見る『余裕』が、ありません!

ジャンケンは、なんか「北海道は、寒いな!」で、出す時もあったし。
「ジャイケン。じゃがいも。さつまいも、こいも。」で、出す時もありました。
……。どうなっているんだか?

そして。グループを2つに分ける時は
大阪では「グッパで分けよう!」と、『グー』と『ぱー』なのですね。

   栞は「チとパ」で『チー』と『パー』です。
  「チとパでうたもん!」「ん」で出します。

「グッパで、ホイホイホイ。」
ここでも、「しおり~!」と、怒られます。

   「チとパと合うた者! おうたもん。おーたもん。」とでは
    リズムが違う~!

「こらー。栞! チーは、ダメ!!」
「ご、ごめんなさーい!」

私は、決着がつくまで、息が出来なくて
酸欠になりそうになりながら、パクパクしながら
がんばります。

私ひとり。よそ者感ものかんが…ぬぐえない!
神戸と大阪。地続じつづきで、そんなに離れていないのに―!

『インジャンとグッパ』と、言われると
気合を入れて息を止め、身構える『しおり』でした。
  よし、来い! インジャン!
   だって。やっぱり負けるのは(鬼は)嫌だよ~!  file.60.end. 
               
                  お読みいただきありがとうございました。


   p.s.  神戸では、いや『栞んトコ』では、グループを2つに分ける時
      「うらおもて」も、ありました。手の甲と手のひらで
      「うーらおもて。うらおもて。裏表。」と、繰り返します。
      
   インジャンの時は、勝ち負けの『手』を見ずに、目をつぶって
   誰かが言う、次の「ホイ」のかけ声を聞いたら、すぐに手を出す
   ように心がけました。……学習しました。笑)


   【過去ログ】は、『よし。来い!』つながりで、file.12.です ↓ saku-sio63.hatenablog.jp